幾何分布の性質(期待値・分散・確率関数・モーメント母関数)
1. 幾何分布とは
幾何分布は、成功確率がのベルヌーイ試行を独立に行い、初めて成功するまでの失敗回数の分布を表します。
失敗の回数は確率変数として扱い、確率質量関数は以下の式で表されます。
上記の内容は、最初の成功までの失敗回数を確率変数として定義する場合です。
図で表すと次のように、失敗回数のみに焦点を当てています。

幾何分布には、もう一つの定義方法があり、初めて成功するまでの試行回数全体を確率変数として定義します。
成功を含むため、もし最初の試行で成功した場合、試行回数は1となります。
この定義における確率質量関数は以下の式で表されます。
図で表すと次のように、試行回数全体を確率変数として定義しています。
この場合、は成功するまでの失敗回数を意味しますが、
は試行回数全体を表しているため、最初の成功を含みます。

以下、失敗回数に基いた幾何分布の解説を行います。
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2. 期待値と分散
幾何分布の期待値と分散は次のようになります。
確率質量関数から期待値と分散を導出の詳細は、次の記事で解説しています。
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3. モーメント母関数
幾何分布のモーメント母関数は次のようになります。
詳細な導出は次の記事で解説しています。
加えて、モーメント母関数から期待値と分散の導出も解説しています。
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4. 確率母関数の導出
幾何分布の確率母関数は次のようになります。
詳細な導出は次の記事で解説しています。
加えて、確率母関数から期待値と分散の導出も解説しています。
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5. まとめ
確率質量関数
期待値
分散
モーメント母関数
確率母関数
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